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IT業界でフリーランスとして働く時の注意点

様々な働き方ができるIT業界では、キャリアを重ねてからフリーランスへの転身を希望する人も多くいます。フリーランスとは文字通り就業規則などに縛られることなく自由な活動ができる働き方のことです。フリーランスへの転身に踏み切るにあたって気を付けなくてはいけない点の一つに、収入の不安定さがあります。

与えられた仕事をこなして規約で決められた給料が支給される会社員と違って、フリーランスは自分で案件を獲得しなければ収入が確保できません。業界トップクラスの知名度と実力を持つ一部の例外を除いて、大半は安定した収入を確保できるようになるまで時間が掛かると言われています。中には会社員時代の半分以下の収入に落ち込んでしまったことで生活が厳しくなるというケースも珍しくありません。減収の状態でも生活ができるように前以て貯蓄をしておく必要があります。

フリーランスとして働くにあたりもう一つ注意しなくてはいけないのが、保険を始めとした福利厚生です。企業に雇われている会社員時代に受けられていた厚生年金や社会保険などの恩恵は、フリーランスに転身した時点でなくなります。個人事業主が加入できるのは全額自己負担となる国民年金、月々の保険料が高くなりやすい国民健康保険などです。加入の申請はもちろん、継続するための手続きも全て自分で行わなければいけないため、必然的に仕事だけに集中するのが難しくなります。何者にも縛られない自由を得られる反面、やることが増えるという点はフリーランスならではのデメリットの一つです。

人手不足のセキュリティコンサルタント

誰もがスマホやパソコンを保有し、企業間や企業と消費者の間で取引をするのが当たり前となった現在、ネット上の情報を狙ったサイバー攻撃なども多発しています。実際、企業が外部からの攻撃によって被害を受けたり、社会的信用を失ったケースも少なくありません。今や企業にとって、より強固な情報管理の体制の構築は喫緊の課題となっており、それと並行してセキュリティコンサルタントの需要も高まっています。

セキュリティコンサルタントとは、企業の情報管理体制の問題点を見つけ、適切な対策やサポートを提供するIT専門職です。仕事にあたっては単にセキュリティレベルを向上させるだけでなく、クライアント企業の実情や経営戦略に即した最適な提案を行う必要があります。セキュリティコンサルタントの業務範囲は多岐に亘る上、高度な専門知識とマネジメント能力が必要であり、常に最新の知識と技術を取得に努めなくてはなりません。

IT業界では全般的に人手不足の状態が続いていますが、この職種も責任の重大さや職務内容のハードさから、成り手が少ないのが現状です。しかしサイバー攻撃の手口は日進月歩で巧妙化しており、情報漏洩のリスクも増大しています。そうした中、情報セキュリティの専門家へ需要が高まるのは当然と言え、この傾向は将来的にも続くと見込まれます。それだけにセキュリティコンサルタントの年収は高く、30代くらいの若い世代で1000万円以上稼いでいる人も少なくありません。
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